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2度目の放鳥「トキの野生復帰」秋から冬にかけて群れで行動してくれれば・・・ 河北春秋 八葉蓮華

 ようやく見つけた安住の地なのか。地元の小学生が「トキメキ」という名前を付けてくれた。富山県黒部市に居付いた雌のトキが、人気者になっている

 「多くの市民がカメラを手に、そっと見守っている。いつまでもいてほしいと誰もが思っていますよ」。市農林整備課の担当者は話す。5月中旬に飛来してから4カ月半。市から特別住民票ももらった  

 昨年9月に新潟県佐渡島で放鳥した10羽のうちの1羽。今年4月に福島市や角田市、米沢市で目撃された雌だ。600キロ以上の長旅をしたことになる。行動範囲の広さは、予想を大きく超えていた

 佐渡島できのう、2度目の放鳥が行われた。対象は雄8羽、雌12羽の計20羽。仮設のかごで1カ月近く同居させた後、自由に飛び立たせる形を採った。群れを作らせるための工夫だ  

 1羽ずつ箱に入れて放し、雄は佐渡島、雌は本州に別れてしまった昨年の反省を生かした。「秋から冬にかけて群れで行動してくれれば、3月ごろにはつがいができるかもしれない。今度こそ自然繁殖させたい」と、環境省佐渡自然保護官事務所

 試行錯誤が続くトキの野生復帰。まず佐渡島で繁殖し、将来は全国に広がってほしいという関係者の願いはかなうか。トキメキのように愛されるトキが、各地で繁殖する日が待ち遠しい。

 河北春秋 河北新報 2009年9月30日  創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

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