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大丈夫との勝手な判断「遠地津波」は、対応が難しい・・・ 河北春秋 八葉蓮華

 晴れた日には津波は来ない―。1933年に発生した昭和三陸地震で、津波によるおびただしい犠牲者が出た背景にはそんな言い伝えもあったという

 自然災害の被害拡大を防ぐため、正確で迅速な情報が重要なことは言うまでもない。気象庁は震度3以上の地震が起きればすぐに津波に関する情報を出す。どんな事態にも即応できるようデータベースを構築してきた  

 それでも海外の巨大地震が原因の「遠地津波」は、対応が難しいらしい。南米チリの大地震を受けて、東北の三陸地方沿岸に発表した大津波警報について、気象庁は「予測が過大だった」と認めた

 最高3メートルの予測に対し、実際に観測された高さは半分以下。「警報が長時間続いて避難が長引き、不便をかけたことをおわびしたい」とも語った。予測の精度をどう高めていくかは喫緊の課題だ  

 ただ、警報は人の命を守るのが目的。受け止める側にも問題があった。青森、岩手、宮城、福島4県で35万人に避難指示・勧告が出たのに、避難所を利用したのはわずか2万人。しかも第1波の後に帰宅する人が相次いだ

 今回の津波は第2波以降に規模が拡大した。大丈夫との勝手な判断は、根拠のない言い伝え並みに危険だ。過大な予測の反動で、津波はこんなものだと高をくくる人が出なければいいが。

 河北春秋 河北新報 2010年3月3日  創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

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