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暮らしの場「命を守る」一人一人のお年寄りに傾ける心・・・ 河北春秋 八葉蓮華

 福岡市の「宅老所よりあい」は、詩人の谷川俊太郎さんが「ぼけたら入居する」とほれ込むグループホームだ。開所は1991年。「宅老所」という言葉を作った本家でもあり、意欲的な実践で知られる

 代表の下村恵美子さんが著書で説く。「お年寄り一人一人の『生活』をちゃんと見たり、感じたりすることができなければ、たとえ小規模であっても、暮らしの場にはなり得ないのです」  

 少人数の家庭的な雰囲気できめ細かなケアを、と生まれた認知症の人のためのグループホーム。介護保険で制度化され、約1万カ所に急増したが、一人一人のお年寄りに傾ける心をどこかに置き忘れた施設がありはしないか

 悲惨な出来事がまたも起きてしまった。札幌市のグループホーム「みらい とんでん」の火災。亡くなった7人のお年寄りは、大半の人が歩くのも不自由だったという。なのに、当直職員はたった1人  

 運営会社は消防計画や設備の点検報告の義務を怠っていた。安全対策に不安を訴えていた職員もいたそうだ。働く人にも過酷な環境。それで豊かな介護など、かなうはずもない

 下村さんは言う。「人にかかわる福祉や介護の仕事の評価が低すぎます」。高齢者介護の現場で繰り返される火災の犠牲。「命を守る」政治がなすべきことはたくさんある。

 河北春秋 河北新報 2010年3月16日  創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

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