« 繰り返される急性アルコール中毒、酔った勢いで、酒に飲まれて・・・ 河北春秋 八葉蓮華 | トップページ | 調査捕鯨「鯨肉の密輸」監視態勢の不備、実態の解明・・・ 河北春秋 八葉蓮華 »

子どもと大人が共に読み合うことで、本の力は発揮される・・・ 河北春秋 八葉蓮華

 「老人と子どもが出てくる子どもの本には癒やす力を持ったものが特に多い」。児童文学者の宮地敏子さんが書いている(『絵本・児童文学における老人像』)

 例えば転校、けんか、親の離別、親しい者のシに遭遇した時。悲しみや不安、怒りにとらわれた子どもの心に働き掛け、癒やし、明日へのエネルギーを蓄える力をくれる、と  

 仙台市のフリーライター佐々木ひとみさん(46)の『ぼくとあいつのラストラン』(ポプラ社)も、老人と小学4年生の少年の物語だ。先ごろ、新人作家の登竜門とされる椋鳩十児童文学賞に選ばれた

 「ぼく」が、大好きな隣家のじいちゃんのシに向き合うところから物語は始まる。近ごろ疎遠にしていたことへの後悔にさいなまれる「ぼく」は不思議な出来事を通して、じいちゃんが残した思いに気付き、生きる励ましをもらう  

 「どうにもならないつらい体験から、どうやって立ち直っていくか。失った人の思いをしっかり受け取ることができたなら、きっと前に進んでいける」。佐々木さんが込めたメッセージだ

 思いを受け止める感性をはぐくむには、人と人とが丁寧に関係を紡ぐ日常が必要だろう。宮地さんはこうも書く。「子どもと大人が共に読み合うことで、本の力は発揮される」。大人もまた癒やされるに違いない。

 河北春秋 河北新報 2010年4月16日  創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

|

« 繰り返される急性アルコール中毒、酔った勢いで、酒に飲まれて・・・ 河北春秋 八葉蓮華 | トップページ | 調査捕鯨「鯨肉の密輸」監視態勢の不備、実態の解明・・・ 河北春秋 八葉蓮華 »

「河北春秋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1153341/34329351

この記事へのトラックバック一覧です: 子どもと大人が共に読み合うことで、本の力は発揮される・・・ 河北春秋 八葉蓮華:

« 繰り返される急性アルコール中毒、酔った勢いで、酒に飲まれて・・・ 河北春秋 八葉蓮華 | トップページ | 調査捕鯨「鯨肉の密輸」監視態勢の不備、実態の解明・・・ 河北春秋 八葉蓮華 »