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サメ「気仙沼の人々」手間をかけた丁寧な仕事が世界に通じる品質を生む・・・ 河北春秋 八葉蓮華

 「七皿食(くろ)うて鮫(さめ)臭い」ということわざがある。たらふく食べた後でまずかったとケチをつけるへそ曲がりの例え。サメは臭みから食用に向かないとされたころの名残だ

 この時季、気仙沼市の魚市場にサメが盛んに揚がっている。モウカザメの身は高タンパク。酢みそで食べる心臓も珍味だ。山と積まれたヨシキリザメは高級食材フカヒレの主力種  

 市内の加工場を訪ねると従業員がヒレの黒い皮をはぎ、骨を取ってきれいに水洗いしていた。脱臭もあれば天日干しもある。手間をかけた丁寧な仕事が世界に通じる品質を生む

 流れ作業の中には外国人研修制度でインドネシアから来日した女性が数人。この国の漁民たちもフカヒレブームのずっと前からサメを捕り、住民の大切な食料にしてきた  

 「自分たちのフカヒレが世界の人たちに届き、おいしく食べてもらえれば、うれしい」。女性たちの言葉は、地域の業界の意気と誇りを代弁する。水産加工の体験は帰国後もきっと役立つだろう

 サメも水産資源管理の例外ではない。保護団体は「ヒレだけ切って残りは海に捨てているのでは」と漁獲国に疑念を向ける。サメの有用性を誰よりも知り、関連産業を根付かせてきた気仙沼の人々。その仕事ぶりを見てもらいたい。共通理解がそこから生まれないだろうか。

 河北春秋 河北新報 2010年5月25日  創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

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