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将来を見越した科学の知恵「もんじゅ」安全性、経済性に課題がある高速増殖炉・・・ 河北春秋 八葉蓮華

 大乗仏教の『維摩(ゆいま)経』にこんな記述がある。釈迦(しゃか)が賢者の維摩居士の病気見舞いに弟子をやろうとしたが、問答では到底かなわないと誰も応じない。そこで文殊菩薩(ぼさつ)が出向き、対等に渡り合った

 知恵をつかさどる菩薩の面目を施す挿話だ。その菩薩にあやかったにしてはやや心もとない施設が、約14年半ぶりに動きだす。日本原子力研究開発機構の高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)  

 1995年にナトリウム漏れ事故を起こして以来、運転を停止している。運転再開に向けた国の手続きが終了し、福井県知事がきのう、再開を正式に了承した。来月上旬にも運転が始まる

 高速増殖炉は消費した核燃料より多くの燃料を生み出す。資源の有効活用が期待できるものの、燃えやすいナトリウムを冷却剤に使い、高速の中性子でプルトニウム燃料を核分裂させるため、技術的に難しい  

 もんじゅで10年ほど研究し、より大規模な実証炉を経て2050年までの実用化を目指すのが国の計画だ。しかし、大半の国は安全性、経済性に課題がある高速増殖炉の開発から既に撤退した

 プルトニウムを増やすのでなく、核不拡散のためにも効率的に燃やす研究が世界の潮流だ。40年後には原発をめぐる状況はさらに変わるだろう。将来を見越した科学の知恵が欲しい。

 河北春秋 河北新報 2010年4月29日  創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

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