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初代高橋竹山「津軽三味線」自分の音楽を創造するため古里の風土・・・ 河北春秋 八葉蓮華

 どんな曲でも同じ弾き方を繰り返せば客は喜ばない。常に新しい方向を開拓しないといけない。独創性が高く評価される津軽三味線は、奏者たちのそんな気概によって発展してきた

 歌の伴奏にすぎなかったのが前弾き(前奏)で腕を競うようになり、1950年代に独奏が始まる。その存在を世に知らしめたのが初代高橋竹山さんだった。史上初の津軽三味線独奏レコードを発売したのが63年  

 「津軽には独奏曲がある。三味線にも別な弾き方があるのだと知ってもらうためにやってきた」。竹山さんは98年に亡くなる前、こう語っていた。変幻自在な演奏はファンの度肝を抜いた

 歌の旋律に独自の奏法で装飾を加える。一の糸(最低音弦)もあまり強く弾かないため優しく繊細な響きを持つ。「たたき三味線」に対し「弾き三味線」と言われた。何より音色に人生の重みを感じさせる  

 東京に出るよう度々勧められたが断った。「汚い空気を吸って何ができるか。津軽の言葉から離れたら演奏に工夫はできない」。自分の音楽を創造するため古里の風土が不可欠だと知っていた

 今年は竹山さん生誕100年。青森県内では記念演奏会や多彩な催しが開かれる。新CDが発売され、東京や京都で足跡を振り返る劇も上演される。芸の神髄にあらためて触れてみたい。

 河北春秋 河北新報 2010年5月5日  創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

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