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「誰も守ってくれない」家族まで追い詰める糾弾の目・・・ 河北春秋 八葉蓮華

 日常が突然奪われる。兄がサツ人事件の容疑者として逮捕され、「サツ人犯の妹」となった15歳の少女は、保護役の刑事と共に逃避行を余儀なくされた

 付きまとうマスコミ、周囲の糾弾の目、こぞってプライバシーを暴き立てるネット掲示板。昨年公開された映画『誰も守ってくれない』は犯罪加害者の家族の苦しみを描き、取り巻く世間の醜さを見せつけた  

 どんなに苦しくても苦しいと言えない。嫌がらせに耐え、孤立し、息を潜めて生きる。そんな加害者家族の痛みを受け止め、支援する全国唯一のNPO「ワールドオープンハート」が仙台市で活動している

 精神看護の専門家や弁護士らでおととし結成、当事者同士が語り合う集いを開いたり相談に応じたりしてきた。この夏には週3回程度の相談電話を開設するという  

 代表の阿部恭子さんが言う。「転校や退職を迫られることがある。自サツに追い込まれることもある。加害者の更生のためには家族の安定が必要。家族への支援は犯罪や自サツの防止につながるのです」

 ささくれ立った空気が世間を覆う。怒りや憎しみ、悪意が噴き出しがちな昨今だ。人権がないがしろにされる出来事が多すぎる。罪は憎んでも、家族まで追い詰める世間でいいのか。社会の包容力のありようを自分のこととして問い直したい。

 河北春秋 河北新報 2010年6月2日  創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

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