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生命の創造「人工生命」現実の世界でもほぼ手の届くところまで・・・ 河北春秋 八葉蓮華

 生命をどう定義するかは一筋縄ではいかない問題だ。自己を複製して増えていけること、代謝の能力を持つことがポイントだとよくいわれる。他の要件を挙げる声も尽きない

 単細胞生物である細菌のゲノム(全遺伝情報)を人工的に合成して別の細菌の細胞に組み込み、生きた細菌を作ることに、米国の研究チームが成功した。合成ゲノムは細胞内で活発に働き自己複製を行ったという  

 既存の細胞を入れ物として借りており、完全な人工生命とはいえないものの、ゲノムはゼロから化学的に合成した。コンピューター上で設計した細胞を、自在に作り出せる可能性を示したといえる

 これまではSFの世界のものだった生命の創造が、現実の世界でもほぼ手の届くところまで来た。構造が複雑な多細胞生物の細胞の合成も、20年ほどで実現すると予想する研究者もいる  

 今回の技術を応用すれば、例えば医薬品の製造や水質浄化などに役立つ新細菌を開発できる。一方で、生物兵器製造に利用されたり、自然界に流出して生態系に悪影響を及ぼしたりする危険性もはらむ

 人工生命を作ることが倫理的に許されるのかという疑問も出てくるだろう。宗教的にいえば、先端技術がついに神の領域にまで迫ってしまった。その是非の議論はもちろん、避けては通れない。

 河北春秋 河北新報 2010年5月30日  創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

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