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身の回りから虫がいなくなり「虫捕り」大人から植え付けられた嫌悪感・・・ 河北春秋 八葉蓮華

 世に虫嫌いは多い。けれど「人は初めから虫が嫌いなのではない」と、岩手県紫波町在住のエッセイスト沢口たまみさんが書いている(『昆虫楽園』)

 大の虫好きで、昆虫の絵本作品でも知られ、「虫の代弁者」を自任する沢口さんだ。子ども向けに自然観察会を開き、短大で昆虫の講義をしたりもする。そうした経験から確信したことだという  

 虫にまつわる嫌な体験、周囲の大人から植え付けられた嫌悪感が、人を虫嫌いにしてしまう。確かに虫は異質。でも、想像力を働かせてその声に耳を澄まし、どんなにちっぽけでも、その存在に敬意を払ってほしい

 そんな沢口さんの言葉を思い出したのは、夏休みが近いからだ。身の回りから虫がいなくなり、虫捕りに夢中になる子は絶滅危惧(きぐ)種とまで言われる。虫と子どもの親密な付き合いを取り戻すことはできないものだろうか  

 「虫を捕る行為には、創意工夫をする、カンを働かせる、気配を感じ取る、じっと忍耐する、俊敏に動く、などの要素が必要」。これは仏文学者で日本アンリ・ファーブル会理事長の奥本大三郎さんの言葉(『虫捕る子だけが生き残る』)

 虫捕りは子どものリアルな感覚を育てる。虫を見つめることで学ぶ事柄は計り知れない。遠い日の自分を振り返り、2人の虫好きと声をそろえたい。

 河北春秋 河北新報 2010年7月17日  創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

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