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二十四節気の大暑は「天ぷらの日」土用丑の日のウナギ、8月29日の焼き肉・・・ 河北春秋 八葉蓮華

 女優の故沢村貞子さんに「夏まけには…」と題したエッセーがある。「じっと坐っているだけで、額に汗の吹きでるような真夏の夕方、うちではよくてんぷらを揚げる」

 車エビやキス、あり合わせの野菜。ぬるめのお風呂でサッパリした後、気軽な浴衣がけで揚げたてを口にした時の幸せ。「一日の疲れがスッととれるような気がする、と家人は機嫌がいい」。こちらまで食欲がそそられる  

 天ぷらは夏の料理だ、消耗したエネルギーを補うにはこれが一番。師匠からそう教わったと伝承料理研究家の奥村彪生さんが書いていた。江戸時代にも肉体労働者の栄養補給源だったという

 いつ誰が決めたのか、二十四節気の大暑は「天ぷらの日」なのだそうだ。きょうがその日である。土用丑(うし)の日のウナギ、8月29日の焼き肉と合わせて「夏バテ防止三大食べ物記念日」だとは知らなかった  

 江戸の町で、庶民が立ち食いする屋台店の食べ物として育った天ぷらだ。くしに刺して揚げたものを、客は共用の器に入ったたれに付けて食べたとか。気軽な食の風景を思い描けば、何となく夏に似合う気がする

 種は工夫次第。地場の食材、旬の味を思い思いに生かせる自由さも魅力だ。沢村さんに倣ってこの夏はせっせと…と言いたいが、揚げる身になれば、つらい酷暑である。

 河北春秋 河北新報 2010年7月23日  創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

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