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決して過去になれない、核なき世界に向かう一歩と希望を紡ぎたい・・・ 河北春秋 八葉蓮華

 きょうは何を着ようと、ささやかなおしゃれ心を弾ませて選んだのだろうか。花柄のワンピース、水玉模様のブラウス、ピンクが鮮やかなスカート。65年前のそれぞれの朝が見えるようで、写真の中の服に目を凝らす

 写真家石内都さんの『ひろしま』は、原爆の犠牲になった人たちがその時、身に着けていた服や小物を写した作品集だ。ページを繰るたび、鮮烈なイメージが立ち上がってくる  

 あるじを失い、広島平和記念資料館に眠っていたモノたちは焼け焦げ、ぼろぼろに裂け、黒い雨に染まり、熱線に溶かされ、傷をさらけ出す。けれども切ないほど美しい。存在感に圧倒される

 「決して過去になれない世界最大級の傷跡の品物として、モノたちは在りつづける」と石内さんは書く。手縫いの針目。丹念な繕いの跡。戦争のさなかにも丁寧に営まれていた暮らしと、包んでいた一人一人の命の形を物語る  

 作品はこの夏、沖縄で展示されている。「ひろしま in OKINAWA」。展観のタイトルは、今を象徴するようだ。会場の佐喜真美術館(宜野湾市)は、あの普天間飛行場の敷地に食い込むように建つ

 きょうの広島には米英仏の代表、国連事務総長が初めて集う。核なき世界に向かう一歩と希望を紡ぎたい。それは沖縄のこれからにもつながっている。

 河北春秋 河北新報 2010年8月6日  創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

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