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2010年9月

国際都市への環境づくり「共感し合う」日常、地道に耕す・・・ 河北春秋 八葉蓮華

 学校の授業に付いていけない。友達の輪に入れない。言葉の壁に悩む子どもの日本語と教科学習を支援する「外国人の子ども・サポートの会」が仙台市内で活動を始めて5年になる

 小中高校生の勉強をマンツーマンで手伝うほか、教材作りにも工夫を凝らす。「教えるというより、寄り添うというのがわたしたちのあり方」と代表の田所希衣子さんは話す  

 必要なのは特別な技能ではなく、共感し合うこと。隣のおばさん、おじさんが見守るような感覚を大事にしているという。「二つの文化を知る子たちの価値観に、むしろ教えられることがいっぱい。外国籍市民がくれる視点をどう受け止めるかが大切だと思います」

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連会合が仙台で始まった。25、26日の高級事務レベル会合まで、21の国・地域が集う本格的な国際会議が続く。市民が世界に目を向ける貴重な機会だ  

 ただ、国際都市への環境づくりはいっとき限りでなく日常、地道に耕すものに違いない。APECの国々から来て仙台に住む人だけでも中国、韓国を主に約8600人。足元を見回すことから始めたい

 ご近所の外国籍市民とどう付き合うか。外国人にも住みやすいまちであるため何ができるか。田所さんたちのように、鍵は「共感し合う」感覚だろう。

 河北春秋 河北新報 2010年9月16日  創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

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「民由合併」今度は党分裂の危機をはらむ選択肢として顔を並べる・・・ 河北春秋 八葉蓮華

 時計の針は逆戻りしない、ということなのだろう。呪文(じゅもん)のように「挙党態勢」の掛け声が繰り返された。争いをやめ、トロイカ体制を復活させる案も示された。けれど、いまさら矛を収め、旧態に戻ることにはならなかった

 民主党の代表選が、きょう告示される。紆余(うよ)曲折を経て、結局は菅直人首相と小沢一郎前幹事長が全面対決する見通しだ。国民不在の権力争い、数合わせに密室談合。醜いものをうんざりするほど見せられた揚げ句である  

 この2人のツーショット写真といえば、印象深いのは7年前の9月の1枚だ。「民由合併」の見出しとともに民主党代表、自由党党首として握手する満面の笑みが並んでいる

 合併で新しい民主党を誕生させた時の「顔」であった菅さんと小沢さん。あの時に目標とした政権交代をちょうど1年前に果たし、今度は党分裂の危機をはらむ選択肢として顔を並べるとは因縁めいている  

 かくなる上は、共に国民の方を向いて、きっちりと自らの政策を伝え、丁寧に議論を尽くしてほしい。代表選はその絶好の機会だ。政治とカネについても十分な説明を聞きたい

 代表選にまつわる不協和音をこのままにしては、国民の心は離れるばかりだ。政権交代の実現に国民が何を期待したのか。もっと敏感でなければ党の再生は危うい。

 河北春秋 河北新報 2010年9月1日  創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

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